「悔しい気持ち」|なるみ先生の挑戦BLOG
体操指導の最後にお楽しみでゲームを取り入れることが多く、最近はカードめくりや中当てゲームというのをやっています。その中で、チームが負けてしまったり、ボールに当たってしまったりして、悔しくて涙を流す子がたまにいます。「なんでぇ」「もっと残りたかった」「もう一回やりたい」といってポロポロと。
私はそういった姿がとても素敵だなぁと思います。
そして、すごく成長を感じます。初めはルールがよく分かってなかったりでそういった姿はあまり見られなかったので本気でやっているんだなぁと嬉しいです。
以前に『全力でやれば楽しいし何らかの学びがある』という題で書かせていただいたのですが、まさに涙を流した子達は全力でゲームに取り組んでいたんだと思いました。もちろん、泣いてない子の中にも全力で取り組んでいる子はいると思います。そこは活動中の目だったり姿勢で伝わってきます。
私も負けず嫌いなので、負けたりできないことがあると悔しい気持ちになります。悔しい気持ちは、もっと練習頑張ろうとか次回は負けないというエネルギーになっています。なので、活動の中でも、「悔しい気持ちあるよね。でもその気持ちとっても素敵です。次やる時のパワーになって必ずいい気持ちを味わうことができると思います」という風な言い方をしました。
子どもにとっては″今″が全てだから先のことなんて知らん!っていう心情でしょうが、また出来るだけ沢山のゲームをする時間を設けて、悔しい気持ち、嬉しい気持ち、思いやる気持ち、メラメラする気持ちなどなどいろんな気持ちを体験してほしいなと思います。
ウィズブック保育園 内山成実
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